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アイトワ循環図

 イン&イクステリアと泥酔&爆睡 16/10/02

 まるで梅雨のような日々が続いたのに、徳島旅行は好天に恵まれました。林先生ご指定の土成ICでビル・トッテンさん一行と合流し、ソラ世界(天空の傾斜地農業集落)を堪能し、帰路は鳴門で野田先生に迎えられ、竹パウダーや炭農法を見学する1泊2日でした。

 ソラ世界では、忌部神社参拝から始まり、馬内にある巨木下の祠、石垣花壇が美しい三木栃集落、「手間がえ」の最中だった久薮集落、あるいは猿飼集落では世界最大の傾斜地農業を見学できました。その上に、雲上の民宿にも立ち寄ることがでたのです。

 帰宅は夜分になりましたが、同道の網田さんを見送った後、「翌日は雨」との予報を知り、あわてて週末のアイトワ塾のBBQに備えました。急ぎ妻と大きなブルーシートを取り出し、囲炉裏場に敷き詰めたのです。居間に戻り焼酎の湯割りで眠気を誘い、泥酔です。

 翌日は早朝からPCに取り組み、小雨模様の11時に後藤さんを迎え、1日日延べしたルーチンを午後2時に終えました。あとは過去4日分の新聞を整理。同じ思いの人を知って苦笑。その後、小雨の合間を狙って電動バリカンを取り出し、植え込みの剪定。かくしてココロもカラダも日常に戻し、翌火曜日の2つの工事(門扉の修繕とカフェテラスのイクステリア工事)に備えたわけです。でもこの日は、妻は終日外出予定が入っていました。

 好天で明けた翌朝、まず庭に飛び出して囲炉裏場のブルーシートをはがし、次いで3鉢の多肉植物の日光浴です。朝食後、妻を見送った後で庭に出直し、工事関係者を迎えました。私は様々な庭仕事に取り組みながら両工事の監修にも立ち会う大奮闘。囲炉裏場(BBQ会場)の除草や無煙炭化器の始末。個離庵周りの掃除。堆肥の山を移動させる準備。さらに、畑もきれいにしたくて第3次インゲンマメ跡の除草やピーマンの支柱を解体。この日、水島さんにも来てもらえ、広縁の水漏れ対策などに手を付けてもらえました。

 これら工事関係者を見送った直後に妻は帰宅。一緒に居間に引き揚げ、汗まみれのカラダを水で行水。夕食後、焼酎の湯割りで眠気を誘い、床につこうと思った矢先に想定外の降雨。あわてました。庭に飛び出し、多肉植物の鉢は軒下に取り込みましたが、雨脚が急に強くなり、ブルーシートは被せ直せず、しょんぼりと居間に戻り、この夜は爆睡です。

 続く2日はまるで梅雨。両日とも起きがけに、妻と囲炉裏場の改修工事を相談しました。仮に週末が快晴になっても、濡らした囲炉裏場の土は乾かないかもと心配し、いかにもそれが残念に思われたからです。過去2日の努力が無益であったかに思えたのです。

 この2日には3つの大事な予定(瞳さんが案内の玄匠先生との相談事、アイトワ塾、そして友人にバクタモンの紹介)が入っており、少しは晴れ間もありましたが庭には出ず仕舞い。これも加齢対策とばかりに書斎の整理を始め、インテリアに力を割きました。

 金曜日は快晴で明け、妻の挨拶は「明日まで(好天が)続いてほしいですね」でした。予定通りにBBQ用の買い物に出掛け、野菜の苗も買い求め、この植え付けから畑仕事は手を付けました。種から育てる冬野菜は日照不足と虫害でサッパリです。夜は、嵐山のボッタクリで知られる事件に関する会合があり、そのありようを哀れにさえ感じました。

 週末は、夕刻からアイトワ塾のBBQパーティーが予定されていながら、未明の激しい雨音に起こされました。でも夜明けには上がっており、野菜の収穫から戻った妻は「努力次第で囲炉裏場を活かせるのでは」でした。急遽、幹事の舞鶴さんと電話で、いったん諦めていた会場の変更を相談し、5時目までかけて妻と受け入れ準備に進めました。
 


忌部神社

巨木下の祠に古人を偲び
忌部神社巨木下の祠に古人を偲び滝つぼの近くにも光ファイバーが届いていることをトッテンさんに気付かされ、傾斜地集落では冬の様子も聴き、帰途は徳島の源内さん炭栽培の名人にその効能を教わった。

滝つぼの近くにも光ファイバーが届いている

傾斜地集落では冬の様子も聴き

徳島の源内さん

炭栽培の名人


ワッシャ−の摩耗」と思っていたが、違った

「なるほど」と思った下ごしらえ

見事な工事で修繕できた
門扉の不調は「ワッシャ−(丁番)の摩耗」と思っていたが、違った「なるほど」と思った下ごしらえ見事な工事で修繕できた。あとは仕上げ塗装。テラスのカフェビストロ人形工房の英文字表示は、これまでなかったのが不思議。現実に、アイトワ塾のどなたも気付かなかった。実はこれらの完成のために建築家の今井夫妻の監修に立ち会ったが、仕事中の庭と、2つの工事現場の間を10数回にわたって往復。午後のお茶は、今井夫人にご用意願い、水島さんも加わった

テラスのカフェビストロ

 

人形工房の英文字表示

水島さんも加わった


新果樹園の手入れ

手入れ後

毎年堆肥の山を移動
BBQ時の眺めを良くしたくて新果樹園の手入れ。これは来月迎える徳島の皆さんに堆肥の山つくり(遷宮のごとく毎年堆肥の山を移動させる)を説明する上でも役立つ。次いで無煙炭化器の炭をふるい分け細かい分は畑に投入。無煙炭化器を移動させ、雨が降り出せばブルーシートをいつでも被せられるように準備

移動後
 
無煙炭化器の炭をふるい分け

細かい分は畑に投入
 
ブルーシートをいつでも被せられるように準備


玄匠先生はお元気
玄匠先生はお元気で、相談事に時を忘れた。案内の瞳さんに、大量のわらをもらったが、別れ際に「次回はもみ殻を」と約束してもらえた。私は、アイトワキュウリと忌部のソラ世界でもらったトウモロコシの種をお裾分けした。


バクタモンの岡部社長を紹介
翌日、東京から駆けつけてもらった友人木田さんにバクタモンの岡部社長を紹介。木田さんは企業人(東邦レオの常務)として活躍しながら樹木医第1号となり、今や理学博士になっていた。妻は「橘社長(東邦レオ社)も立派ネ」と感心。


初見のカマキリがご登場

体長は5cm

初見のつる植物も持ち帰った
火曜日27日は4時に目覚め、PCに立ち向かっていると初見のカマキリがご登場(この庭で6種目)、この時期だから成虫だろうが体長は5cm。木曜日に、妻は朝の散歩で「見つけたノ」と、初見のつる植物も持ち帰った。畑では、第2次のシカクマメと初秋インゲンの収穫が始まった。縁先で、交尾後のオオカマキリのメスが、オスを頭から食べていた。以上は天の贈物。人からの贈物の第1は、学生時代の友人の第2著

初見のつる植物

シカクマメと初秋インゲンの収穫

オスを頭から食べていた

学生時代の友人の第2著


竹の入り口

渡り廊下の母屋側の入り口
「嵯峨面」をいただき、インテリアに活かした。まず竹の入り口渡り廊下の母屋側の入り口多目的和室へのアプローチなどに飾り付けた。その余勢をかりて、狭い踊り場で、脚立を不安定な使い方をしながら、ふと生前の母を偲んだ。母屋から脚立を(落ちて怪我をされないために)私達夫婦は取り上げたが。同じ歳ごろになってみて、大きなお世話であったことに気づき、反省。もっと危なげなことをして「嵯峨面」を飾り終えた

多目的和室へのアプローチ

脚立を不安定な使い方をしながら

 

「嵯峨面」を飾り終えた