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「怖れ」か「畏れ」か 17/03/05
もう春だ、と気が急かされます。ホトケノザやオオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウやスズメノカタビラ、よく見ると小さな花のハコベも咲き始めました。自生化したクロッカスやクリスマスローズの開花も始まりました。枝垂れ梅は、週初めは3分咲きでしたが、週末は八分咲きまで進みました。
当週は反省から始まったようなものです。昨秋から試みたビニールのトンネル栽培で、問題を生じさせたのです。ツタンカーメンのエンドウ豆の畝で、ビニールを剥いでビックリ。先週、スナップエンドウの畝の手入れをした時に気づいて当然の、悪しき現象を生じさせており、呵責の念に苛まれました。しかし、2日がかりで気が滅入る手入れを終え、支柱も立てることができました。
それは、週初めに2つの嬉しい贈物に恵まれた上に、2日続きの快晴に助けられたおかげです。反省の念を抱きながら除草に取り組み、途中で気分転換の作業を挟みながら、2日がかりで、2つ目の支柱まで立て終えたのです。われながら気が長くなったものだと感心することシキリです。
2つの嬉しい贈物とは、『ドーキンスの自伝』と、先週の来客から届いたバイオ製品です。気分転換の作業とは、これも2日がかりになったシイタケのホタギ作りです。夜は、「ロボトミー手術」に関するTV録画を鑑賞しながら、森友学園にからむ総理夫妻の恐ろしさに思いをはせました。
火曜日は午後に四国は徳島から4人の楽しい来客を迎えました。剣山系プロジェクトや三好長慶について歓談し、怖れと畏れに想いを馳せました。折り良く京都では今「戦国時代展」を開催中。そこで翌日、皆さんと開館時間に駆けつけ、ビックリです。若い女性の長い行列ができていたのです。ですから昼食は、館内のストランでとなり、そこでも愉快な意見の交換が出来ました。帰宅は予定より遅れましたが、まずローリエの剪定に取り組みました。この庭の5本の「シンボルの木」の1本です。次いで、1978年暮れに植えた紅梅にも手を付けました。これも5本の1本ですが、途中で雨が降り出し、なんとかカフェテラスと「人形の窓」脇の2つのオブジェを完成させ、切り上げでています。
雨が残っていた木曜日は、昼過ぎまでPCと取り組んでおり、その途中でカメムシと久しぶりに戯れました。私流の始末をしたわけです。2時ごろから陽光が射し始めましたから、やおら「除草でも」と庭仕事に取り組んでおり、除草する場を畑の畝とパーキング場の2か所を行き来することで、腰にかかる負担をやわらげ、なんとか日没まで頑張っています。妻はこの日、珍しくも終日体調不良で、夜は8時ごろから床につき、パジャマに着かえることもなく、翌朝を迎えていました。
来客の多い週でしたが、金曜日は2件の約束があり、9時に朋香さんを迎えしばしの別れ。午後は3時にライフスタイルに関する意見を求める遠方からの来客でした。その前後や合間を活かし、畑ではハヤトウリ用にと立てたアーチを移動して、計3mほどの畝を増やしました。
週末は、今頃開花する「サクラの花見がテーマ」の寄合に出かけ、昼からしこたまワインを煽りました。3時前に帰宅しましたが、酔いが回っていたので「草抜きならできる」と取り組み、スズメノカタビラ、ヒメジオン、そして花をつけたハコベを主に、日没まで抜いて回りました。
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週末には七分咲きに |
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週末には八分咲きに |
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カフェテラスのオブジェ |
紅梅の開花が進んだ。人生初の退職記念樹(枝垂れのはずだったが、あまり枝垂れない紅梅)は、週末には七分咲きに。人生3度目の退職(短大)記念樹の2本のピンクの枝垂れ梅は、週末には八分咲き。その剪定クズはカフェテラスのオブジェや「人形の窓」脇に設けたオブジェを始め、さまざまに活かした。 |
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「人形の窓」脇に設けたオブジェ |
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さまざまに活かした |
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悪しき現象を生じさせていた |
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今年2つ目の支柱を立てた |
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少し移動させ |
当週の畑では2つのトピックスができた。まず、ツタンカーメンのエンドウの畝で、気づいて当然の、悪しき現象を生じさせていた。7株のエンドウの除草に2日がかりで取り組み、今年2つ目の支柱を立てた。もう1つは、金曜日の成果。ハヤトウリ用のアーチを(ハヤトウリは、この程度のアーチでは収まらないと知ったので)少し移動させ、3本の畝を各1mほど伸ばし、計3mほどの畝を増やした。 |
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移動後 |
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計3mほどの畝を増やした |
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『ドーキンスの自伝』 |
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2つのバイオ製品が届いた |
『ドーキンスの自伝』にはキラ星のごとき登場人物に恵まれており、どこかにこもって読みふけりたい。先週の飛び込みの来客のお1人から2つのバイオ製品が届いた。早速自分で試したい。かねてから私は、生物学や生物学的製品などの重要性に気付かされていたが、このところバイオがらみの技術や製品に触れる機会が増えており、悦んでいる。 |
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苔などの汚れを取り去り |
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種コマを500ほど打ち込み |
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仮伏せを終えた |
まず、ホタギにこびりついた苔などの汚れを取り去り、種コマを500ほど打ち込み、黒の温室用遮光布を何重かにたたんで被せ、2日がかりになったが仮伏せを終えた。これから6月まで時々水をかけて乾燥させないようにして伏せておく。 |
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庭や建築途上の方丈を案内 |
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楽しい4人の来客 |
楽しい4人の来客に、庭や建築途上の方丈を案内し、乙佳さんの紹介だけでなく、阿部ファミリーも紹介した。翌日は、流行の何たるかについて愉快な意見の交換も出来た。ちなみに、乙佳さんは京都の過疎地で、田舎家付き2000坪の手当て済み。これからアイトワ的生活を目指す。彼女は、いわば私の教え子(同志社大学院生の講義時に、助手を引き受けてもらった)で、この講義をキッカケに、マンション生活から転換。 |
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ローリエ |
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剪定後 |
当週は、2つの匂いに関わった。ローリエは、今は亡き恩人の庭にあったローリエが元で、そのヒコバエがアイトワの5本のシンボルツリーの1本になった。この度の剪定を機に挿し木でもう1本増やす予定。もう1つの匂いは悪臭で、カメムシとの出会い。私流の始末は、紙袋にこもらせ、悪臭を放つ気を起こさせずに永遠の冬眠に入らせる。 |
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カメムシとの出会い |
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永遠の冬眠に入らせる |
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新天地を求めて飛び立つことになり |
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新天地を切り拓いたお2人 |
朋果さんたちが柴先生の紹介で福島から避難してきた当時、「アイトワで」と望んでもらえば、ビストロを任せようと考えたが、姉の明朱花さんと2人でTOSCAを立ち上げ、軌道に乗せた。そして今、新天地を求めて飛び立つことになり、しばしの別れ。次の来訪者は、寝具市場で、しかるべきライフスタイルを切り口に新天地を切り拓いたお2人。目の付け所は、とても良い、と見た。 |
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