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 マイマイとマイマイの大発見 14/08/10

 週初めからこちら、台風の影響でうっとうしい日が続きました。8月5日火曜日早朝4時のことです。8月に入ってから高知などは1300mmもの異常降雨。しかしわが家の一帯は時雨れる程度で、雨量不足が続いており、泉の水位は下がったままです。4時40分、ヒグラシが鳴きはじめ、55分にアブラゼミが加わり、5時に空が白みました。この間に、未聞のケモノの声。5時5分からカラスが鳴き、同時にセミが大合唱に。5時10分からやっと小鳥がさわぎ始めました。

 週初めの2日はうとうしい空模様で天水が沸かず、風呂を私が焚きました。妻が「草ぬきぐらいは」と張り切って連日庭に出ましたから、夕食後は工房にこもり、人形創りに耽らせたかったのです。なんと私はこのところ、広縁の木陰で寝転がって昼寝を楽しめるようになりました。

 午後のオヤツは日曜日からカステラが始まっています。これも好物のスイカは、月曜日から汗をかく前か後に、たっぷり食べ始めています。これはいただきもので、この時期になると指定の宿に旅にでる家族があり、決めた農家で買い求めてくださるようです。いつも「今年は」、とスイカの出来具合の情報が添えられます。ですから、私はスイカも、2年前からこの家族のスイカを初物に、と決めています。でも、今年は義妹にもらった小玉が初ものになりした。

 この2日の仕事は、日曜日のルーチンワークを終えた後から日暮れまでと、月曜日は朝食後から昼食時まで当たっています。主たる作業は、大雨への備えの樋掃除でしたが、剪定作業が付随しました。脚立を担いで庭をウロツイタ関係で、邪魔になる庭木に気付かされ、整枝に随分時間を割いたのです。アジサイ、アオキ、コウゾ、そしてヤツデが徒長して小路で邪魔をしていました。頭上で垂れて邪魔したのはカエデとツバキが主です。この整枝のついでに、ゴーヤの棚も日陰にしていた枝を整理し、さらにロックガーデンの野バラのアーチもきれいにしました。

 火曜日からやっと、夏パターン(朝飯前の庭仕事)を始めました。6時までPCの前に陣取っていましたが、妻が起きだすと同時に一緒に庭に出たのです。そして、第4次のキュウリが台無しにされていたことに気付かされています。妻は「アナグマの仕業ヨ」といいますが、堪忍袋の緒が切れた私は水島さんに電話を入れました。この日は夕刻にも2人で庭に出ましたが、第4次のインゲンマメの畝に液肥をまき、直播きの用意をしています。その上で、冬野菜用の一畝(わが家の畑では一番長くては幅が太い)を、妻に腐葉土運びを引き受けてもらい、仕上げています。

 水曜日は素晴らしい早朝の1時間半でした。6時にPCから離れ、1人で好天の庭に出て、7時半まで過ごしたのです。小型トウガンの花が咲き始めていました。前夜出た「種取りカス」の始末も工夫しました。庭でのルーチンワークも済ませ、キャベツの点検もしました。その折に9種目(?)のマイマイを発見したのです。その後でやおら畑仕事に当たっています。この日は、遠方から大事な来客があり、その間に適量の雨に恵まれており、その後もまた庭に出ています。

 木曜日は、3件の来客予定があり、PCの前で夜明けを待って庭に飛び出しています。徒長したフジ(前日の来客時に気付いた)の剪定を急ぎたかったのです。ついでにテラスの整理もし、温室の水槽などの水替えもしました。その折に目を疑ったことがあります。もう1つのマイマイを見かけたのです。興奮冷めやらぬ気持ちで残り湯で汗を流し、朝食後、最初の客を迎えました。次の客は少し込み入った相談事でしたが、とても肩入れしたくなっています。3件目の客は、翌朝から週末まで行動を共にする泊り客・網田さんたちでした。ですから、夕食時から週末まで2昼夜にわたり酒をよく飲みました。帰宅時は日が傾いており、留守中の贈物などは大雨対策の後になっています。留守中に降った大雨の点検と11号台風への備えに結構手を取られてしまったのです。
 


ゴーヤの棚

実もぶら下がり始め
ゴーヤの棚が願ったように茂り、実もぶら下がり始めました。問題は、棚の支柱の1本を側のクヌギに結び付け、台風で飛ばないようにしたことです。このクヌギの枝が徒長してゴーヤの棚を日陰にし始めたのです。そこで、整枝しました。野バラのアーチは、ツル性の野草が絡み着木、肝心のバラが暴れていましたから、整理しました。あと1年もすれば大小2種の野生の白バラが揃って咲くに違いありません。

ゴーヤの棚を日陰にし始めた

野バラのアーチを整理しました


キュウリは復旧不能なまでに荒らされた

苗の用意を始めました

ブロッコリーの苗
第4次のキュウリは(先週、支柱を立て、蔓を吊るし上げ、順調に育っていたのに)復旧不能なまでに荒らされました。犯人は、先週カボチャの葉を食べた犯人と同一でしょう。妻は早速、次の種をポットにまき、苗の用意を始めました。そのついでに、ブロッコリーの苗の用意もしています。このブロッコリーが、今年最初の冬野菜の苗づくりです。

温室のポットで育てていた苗が虫に食われた善後策として直播きを計画し、用意した畝に鋤き込んだ肥料と土を急いでならすために液肥をまきました。今頃は、液肥タンクで蚊が最も発生する時期ですから、日干しにして退治をするのに時間を要します。その上で、今年最初の冬野菜の畝作り取り掛かり、妻に一輪車で堆肥を運んでもらい、仕上げました。

このところ、庭のマイマイ(カタツムリの異名)の減少が気になっていましたが、逆に9種目を発見したようです。このたびのキャベツは、散々虫に食べられてしまいましたが、その後丁寧に虫捕りをして立て直し、やっと収穫を始めています。今頃から(蝶の幼虫ではなく)マイマイの被害も出始めますから、その点検時に発見したものです。


手入れ前

手入れ後
10時の開店時までに掃除も済ませたくて、今年3度目のフジの手入れを、夜明けとともに始めました。おそらく、枝葉の3分の2を切り取って透かしたことになりそうです。その余勢をかってテラスの鉢を入れ替えただけでなく、温室の6つの水(大きな水槽、水鉢、メダカの小さな水槽の各2つ)を替え、妻が鉢植え植物の水やりが楽にできるようにしました。その折に、メダカの水槽の1つで大発見、もう1つのマイマイの発見に結び付いたのです。


ヤマボウシの実

ヤマボウシの実

酔蝶花
今週は、ヤマボウシの実(クリーミーな甘い果肉)の熟れ時ですし、酔蝶花とも風蝶花とも教える人がいる花が咲き始めたのに、週末は台風対策に追われました。「庭のトイレ」に流用するカラス戸が風邪で倒れないように、あるいは樋からあふれ落ちる雨水を逃がす小細工をするなど、日暮れまで奮闘しました。

カラス戸が風邪で倒れないよう

雨水を逃がす小細工


都城の友人から

伸幸さんから

網田さんから
都城の友人からジャガイモや梅ドリンクなどが、第一号の書生・伸幸さんから誕生日祝いが届いていました。伸幸さんには父の日プレゼントを過日もらったばかりですから、妻に「もらい過ぎ」と叱られました。網田さんが、週末旅行に飛び出す前に車から担ぎ出していた大きな荷物がありましたが、点検すると穂竹を編み込んだ立派なスダレでした。