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 電磁弁とテクニック解散 14/11/23

 志賀郷の会から始まった当週ですが、出かける前にあわてました。それはまず、5つの仕事を済ませておこうとしていたからです。にもかかわらず、7時過ぎになって、パーティの時刻を私は「4時間も」間違えていた、と知ったのです。3人の同道者があり、緊急調整を要しました。

 早朝に、師匠に「本日はよろしく」とメールで入れておいたのがよかった。電話で、私が夕食と昼食を間違えている、と知らせてくださった。「さあ大変」あわてました。でも、持つべきものは良き友です。3人の同道者に事情を即座に呑み込んでもらえただけでなく、さまざまな調整もしてもらえた。かげで、むしろ楽しくてドラマチックな1日(?)になっています。

 5つの仕事とは、まず1枚の写真撮影をした上で、4つの庭仕事をこなすことでした。第3次スナップエンドウの種まき。ヤ−コンの葉の収穫。鉢植えのレモングラスの刈り取り。そして第1次スナップエンドウの支柱立て、の4つです。なにせ前日の朝から急に冷え込み(11度C)、いつ霜が降らないとも限らない。しかも翌月曜日から2泊3日の出張予定が入っていた。なんとしても、第3次スナップエンドウの種をまき、霜の弱いレモングラスとヤ−コンの葉を収穫しておきたかった。

 結局、水曜日までの4日間は、3人の良き友や出張先の皆さんのおかげと、よき天候に恵まれたおかげで、とても順調に過ごせました。問題は翌木曜日でした。

 午前中は商社時代の友人に立ち寄ってもらえ、上機嫌でした。問題は午後から出かけた講演会で、期待外れに終わったのです。それは、アリヤラトネさんが(来日中と、先週の旅行中に後藤さんに知らせてもらえ、出かけたのですが)核心に触れずに終えたのです。ですから、わざわざ大阪から出てきた網田さんは「キット物足らなかったはず」と思い、わが家に誘いました。それがよかった。まだ長野旅行の余韻がしっかり残っていたし、予期せぬいただきものを妻が上手に活かしたりして、楽しく締めくくってくれたのです。

 この日、完結できたのは、コンニャクイモを掘り出し、その跡を畝に仕立て直し、ルッコラの苗を移植したことぐらい。それは、コンニャクイモがたったの1個であったおかげです。そこで(温州ミカンがサルに襲われたことに気付いたのをキッカケに)収穫の日にしています。キウイフルーツもすべて採り終えました。と言っても、両方合わせてもバケツ一杯分。ともに幼木で、今年が初成りでした。ヤーコンも掘り出しましたが、幾株かを残しました。スナップエンドウの支柱も立てましたが、中途半端で終わっています。

 金曜日も快晴で明けましたが、気分は晴れのち曇りでした。午後から冨美男さんを迎える予定でしたから、終日庭仕事に取り組んでいます。ところが、総仕上げをする5時になって、来客予定があったことに気付かされ、あわてたのです。埋め合わせに、次週の訪問を約しました。畑では、エンドウを吊るし、タマネギの苗(冨美男さんにもらった)を植え付けましたが、共に仕上げは後日に回しています。この間に、太陽光温水器の水漏れ問題に気付かされており、些細なことで夫婦ゲンカもしています。冨美男さんは、中庭でまずヒメコブシの枝落としを済ませ、旧玄関周りに場を移し、2本目のツバキの剪定に手を付けましたが、そこで日没。翌週回しです。

 週末も快晴で明け、終日庭で過ごしました。ダイコン葉の干し方を改め、タマネギの植え付けを仕上げ、ニンニクも植え付け、さらに、ゴボウの筒育て方式のパターン化を試みたのです。水漏れ問題は、中尾さんに駆けつけてもらい、バルブの交換などをして直してもらえました。

 当週は、政治にじくじたる思いにされています。衆議院のテクニック解散のことです。弱い者イジメの経済政策だけでなく、集団的自衛権や原発再稼働までをまかり通らせるのでしょうか。

 


盛況だった

盛況だった

確保したのは、一群れのみ
志賀郷の会は、盛況だったが、養蜂は昨今(農薬被害で)惨憺たる状況。師匠のお宅ですら、駆除依頼を受けて過日確保したという一群れのみになっていた。この会では、ニホンミツバチ愛好家が年に2度師匠宅に集うが、夕食を楽しみながらホタル観賞の時刻を待つ初夏の会と、収穫の喜びを昼食時にかみしめる晩秋の会がある。


撮影をする必要があった

−コンの葉の本干し
レモングラスを収穫する前に、まず写真(ワンカット)撮影をする必要があった。次いで、エンドウの種をまき、そのうえで、宿泊した2人の女子学生にレモングラスの刈り取りを頼み、私はヤ−コンの葉を収穫した。ヤ−コンの葉の本干しは金曜日になり、レモングラス刻みは次週に持ち越した。なお、夏大根の葉を(下栗の里に学んで)妻に干してもらったが、週末に干し方を改めている。

夏大根の葉を妻に干してもらった

干し方を改めている

アリヤラトネさんは、スリランカの人々を農業社会から(工業社会を経ずに)次の生き方に直接誘う活動をしている(と拙著『次の生き方』で紹介した有名な活動だ)が、なぜかこの点には触れられずじまいで、もの足りなかった。講演の後、その手を握ってみたくなったが、女性の手のように柔らかかった。


商社時代の友人に立ち寄ってもらえた

パエリヤ
木曜日は、切り出しは商社時代の友人(この2人には、私の悪筆の表札を新居に用いてもらった)、に立ち寄ってもらえたこともあって、上々だった。また、締めくくりも、網田さんを迎え、上々であった。妻は大喜びで5時過ぎからパエリヤの準備を(女子学生の時のアサリ入りではなく、ありあわせの材料だが、おこげの旨さを目指して)始めた。折よく、伴さんから珍しいレンコンのお裾分けにあずかり、また初掘りヤーコンがあったので、妻は上手に活かして一品用意。また、この日はいただき物のボジョレーヌーボーもあった。これも美味だった。

アサリ入り

おこげの旨さを目指して

妻は上手に活かして一品用意

妻は上手に活かして一品用意


収穫の日
収穫の日
この日の庭仕事は、温州ミカンの収穫をキッカケに収穫の日にしたのがよかった。キウイフルーツは、リンゴと一緒に箱に詰めておくと熟れる。コンニャクイモは(わけあって、今年は多くを腐らせたので)これを種イモにして増やし直すことにした。

畑にまた支柱が立った。第一次スナップエンドウの支柱だが、なんと3度に分けて完成させることになった。瞳さんに稲ワラをもらったのを幸いに、旧来方式に戻した。写真は、金曜日にツルをワラに絡ませおえた第2段階。この方式は手間暇がかかるが、日光を浴びながらワラにツルを絡ませていると、それだけでなぜか豊かな気分になった。


タマネギの畝

オガ屑と灰を被せ
快晴で明けた週末は、水漏れの修繕の他に、3つのエピソードがあった。前日植え付けたタマネギの畝に、オガ屑と灰を4通りの被せ方をして、成果を確かめる実験。ゴボウの筒育て方式のパターン化。実は、種をまく時期まで土を保管しておこうと思ったが、重たい土の移動と保管は大変だと分かり、割愛した。つまり、収穫を終えると直ちに(その場で)次年度用土づくりを済ませておくことにした。そして、初見の虫を妻が見つけたこと。

オガ屑と灰を4通りの被せ方をして

ゴボウの筒育て方式のパターン化

ゴボウの筒育て方式のパターン化

初見の虫を妻が見つけた