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 バブルと信頼 16/06/19

 雨を心配した志賀郷の集いでしたが、雨はなんとか持ちこたえ、賑わいました。日本ミツバチの貴重な情報を得たり、師匠の初孫を抱かせてもらったりと、楽しいひと時でした。亀岡・綾部間はトッテンさんと汽車で、そこから先は喜田夫妻の車の世話になりましたが、トッテンさんと汽車の中で、2人きりで語らった多様な話も楽しかった。

 この日は、陽のある間に帰れましたが、庭には出ずに、週報の準備でPCにかじりついています。それは、淡路行きが急遽天候の都合で火曜日になり、火曜日に予定していたルーチンワークを1日繰り上げ「月曜日に」となり、ズボラ者が慌てたわけです。

 予報通りに強い雨で明けた月曜日。雨は、ルーチンワークを終えた3時過ぎには上がり、嬉々として庭に飛び出しました。ところが中庭で足止めです。クリスマスローズの花壇で、ミツバが間もなく種を落とし始めそうになっていたからです。ならばついでに「ドクダミも」となり、小一時間ほど除草に専心。ミツバはかつて種で増やしたものだし、ドクダミは薬草として信頼し、随分世話になった植物ですから感慨深げに除草しました。

 やっと畑にたどり着き、アルストロメリヤやノビルが咲き始めていたことを知り、悦んだのは束の間。キュウリとナスビの畝でカラスの初被害が出ていたことを知り、また慌てました。急遽防鳥ネットを取り出し、キュウリとナスビだけでなくトマトの畝にも張り巡らせ、やおらその上で、当日予定していた作業に手を着けました。先週の2泊3日の旅で3種の多肉植物を買い求めましたが、4つの「寄せ植え鉢」に分けて植え込む作業でした。指先を駆使しながら「良き旅であった」と、この岐阜の旅を振り返っています。

 真夏日になった火曜日は、橋本宙八さんと淡路の旅に費やしました。この旅での私の役目はそれなりに満たせたようですが、予期せぬ3つの喜びに恵まれ、嬉しかった。見たことがない大きな石亀を見たり、バブル時代の思い出を振り返ったり、宙八さんの思わぬ一面に気付かされたりしたのです。宙八さんは、ナビが故障とのことで3度も高速道路を乗り間違えましたが、なぜかそれが、私にはとても贅沢な旅にしました。

 水曜日は、3件の来客があり、その1件は丁重な庭案内を要する人でした。庭を巡りながら、あれもしなくては、これも片づけなくては、と思っていながら、結局カボチャの畝の手入れと、キンカンの周辺で草刈りをしただけで終わりました。もう1人の来客は、妻の遠方から通う生徒さんで、ときどき2〜3泊してもらえ、私も楽しんでいます。

 木曜日は雨で明け、終日降り続き、カエルが大喜び。妻と「梅雨だねえ」と語らいながら書斎にこもり、久しぶりに終日調べ物に当たりました。ウソから始まった東京オリンピックが、いよいよ信頼を失い「大丈夫かいな」と嘆くなど、多々思いやられました。夕食時に居間に戻ると、当週2冊目の嬉しい本が届いており、嬉しかった。この雨は結局、翌朝まで降り続き、やっと7時前に上がり、今度は小鳥が大喜びでした。ウグイスもだいぶ上手に囀れるようになっています。この日は、午後から庭に出ました。

 第2次のチマサンチェが苗床で出そろっており、まず20本ほどポット育てにしました。カボチャが一段と伸びてメス花を咲かせ始めましたから、棚に登らせる誘導紐を2重にしました。ネギは、ヒコバエがしっかり伸びましたから、植え替え作業に取り掛かりました。サラの落花が「願っていたように散りはじめた」といって妻は大喜びし、コケ庭の手入れに当たっていました。当週は、都合でルーチンワークを1日前倒し、土曜日です。
 


この気楽さが魅力、といつも思う

養蜂の新技術を学べる

4人の楽しいひと時
志賀郷の集いは、この気楽さが魅力、といつも思う。また、いつも養蜂の新技術を学べるのも嬉しい。喜田夫妻を挟んだ4人の楽しいひと時もあった。喜田夫妻と「サンショの種を進呈する」と約束をしたが、種が採れる晩秋までに忘れそう。これもボケバロメーターに加えナクッチャ。


クリスマスローズの花壇

一輪車がいっぱいになった
クリスマスローズの花壇に、ミツバ、ドクダミ、あるいはオニユリなどがはびこりすぎたので抜き去ると、一輪車がいっぱいになった。ドクダミは、昔は「ジュウヤク」と呼んで、母が私のために探し回った薬草なのに、今や目の敵にしている。伯母に「十薬と書く」と教えられた頃を感慨深げに振り返り、医療のありように思いをはせた。


防鳥ネット

シャベルで掘り起して、取り去った

カタバミ
防鳥ネットを張り巡らせるために、下ごしらえが求められた。まず3日の留守と雨でグンと伸びたキュウリ、トマト、そしてナスビの世話だ。伸びたキュウリのツルを麻紐で吊り、伸びたトマトは軸は支柱に結わえつけた。次いで、ネットを張ってからでは掘り出しにくくなるカタバミを、一株一株シャベルで掘り起して、取り去った


3種の多肉植物を活かし

「小宇宙」のごとくに仕立て上げた

西日を背に受けたときの姿
3種の多肉植物を活かし、3つの寄せ植え鉢を(アイトワの夏休み明けまでに)「小宇宙」のごとくに仕立て上げたく願っている。また、風呂場を飾る一鉢も仕立て直し、試しに並べた。願った通りに育ち、西日を背に受けたときの姿を想像した。


畝の除草をした

除草後

金鎚とノミをとりだして削り取った
カボチャは思っていた以上にツルが伸びていた。慌ててツルを紐で棚に誘導し、畝の除草をした。キンカンの周辺の草刈りは、キンカンの木の根元でサルノコシカケが育っていたことを知り、金鎚とノミをとりだして削り取ったのがキッカケになった。


里美夫人他3名の作品集

デッサン力に目を見張った

一書が送られて来た
週初めに、トッテンさんから里美夫人他3名の作品集をもらい、そのデッサン力に目を見張った。このところ、朝ドラの『とと姉ちゃん』にとても心惹かれているが、そのモデルを間直に視ていた友人から、その人となりなどをつづった一書が送られて来た。これも嬉しかった。ドラマでは、怖そうだった人が、実は正直でココロ優しい人であった事例を多用し、信頼できそうな人にやがては裏切られている。


サラの落花がはじまり

コケ庭の手入れに精を出していた
妻が願っていたようにサラの落花がはじまり、妻はコケ庭の手入れに精を出していた。次週は私も参戦し、一帯を見違えるようにしたく思っている。