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 創る喜びと女性の時代 14/04/27

 4月に入ると、ルーチンワークの度にいつも贅沢な悩みを抱えます。HPの「今週の花」に「いずれの花を選ぼうか」との悩みです。贅沢ついでに、畑は菜の花畑にしています。それは、大好物の菜の花の浅漬けを「どの菜の花から味わうか」との悩みを伴います。同時に、どの菜の花の畝から順に犠牲にして、夏野菜を育てる畝に仕立て直すか、との悩みに続きます。

 曇天の週初めは、ルーチンワークと嬉しい来客の他に、待ったなしの約束もありました。温室(のポット)で育てていたキュウリとインゲンマメ(の苗)が「早く畑に下ろしてほしい」と迫っていたからです。その畝をどこに用意するか、と朝一番から考えています。

 ルーチンワークを後えて庭に出ると、雨は上がり、哲範さんが出ていました。そこで、先日彼に掘り起こしてもらったコマツナの跡を教材にして、有機肥料でキュウリを育てる畝の作り方を指導しました。その折に、彼から、無煙炭化器に雨除けの覆いをすべきではないかと提案され、先週の「教育効果」を喜んでいます。その後、彼は本職の厨房に走り、私はキャベツの跡をインゲンマメ用の畝として掘り起した上で、小雨を見上げながら書斎に引きこもっています。

 この日は妻が珍しく夕刻から外出。夕食は哲範さん一家の世話になりました。妻が造り置いたサバ寿司と、これとよくあう惣菜を用意してもらっていました。話題として午後の書斎で学び、「皮肉なものだ」と考え込まされた物質「A・G・E(終末糖化産物)」を採り上げました。人間が「調理を始めたことで増やした」といってよさそうな老化の原因物質です。

 月曜日も小雨交じりの曇天で、その切れ目をいかして除草と、キャベツの跡をインゲンマメ用の畝に仕立て上げています。さらに(思ったより雨量が少なかったので)この2日間に造った2つの畝に液肥をまき、いつでも苗を植え付けられるようにしました。夕刻からアイトワ塾でしたが、哲範夫妻が用意した松花堂弁当で腹ごしらえをし、『次の生き方』の最終章を検証です。その後、過去数日を振り返りながら、つくづく「女性の時代だ」と思わせられています。

 火曜日は、岡部さんを迎え、6月以降に用いる名刺代わりの打ち合わせの後、日没まで多用な動きをしています。2軒のHCでの買い物。5人でハナザンショ摘み。哲範さんとミカンの苗木の植え付け。キュウリとインゲンマメの苗の植え付け。そして6つの中型平鉢の1つを仕立てました。

 水曜日からワケあって、週末まで約束事を入れないようにしており、庭仕事に集中です。初日は嬉しいメールと「老人の木登り」から始まりました。その後も好天に恵まれ、しかも連日哲範さんの昼食の出前に気を良くしており、願った以上の成果を上げています。それは、除草と落ち葉かきは哲範さんに、金魚の餌やりと畑の水やりは明範クンに助けられたおかげです。

 嬉しいメールとは、中国人元留学生(今や彼女は社会人となり、結婚し、2児の母)からのもので、かつてわが家で日本のお正月を体験した人です。数年ぶりの頼もしい知らせでした。「老人の木登り」とは、前の日に「やめてください」と妻にとがめられたことで、妻の目が届かない囲炉裏場で(スライド梯子を持ち出して)決行し、見事成功した高木の枝落としのことです。

 HCでは、ゴーヤとリップルグレーンの苗を、あるいはナスタチウム、フェンネル、イタリヤンパセリ、アサガオ、オクラ、そしてインゲンマメの種などを買い求めており、ポットに、鉢に、あるいは直にと、まいたり植えたりしました。ダイコンとカブラの畝の仕立て直しも済ませました。また、金曜日の朝食時にひょっとしたら大発見、ということもありました。

 他のトピックスは、唐突な知友の急逝。未花ちゃん一家がしでかした予期せぬこと。妻におだてられ、気をよくしながら人間を嘆いたこと。そして、明範クンの創造活動です。

 

楽しい来客とは、大垣市女性アカデミーの受講生のお二人のことで、10何年ぶりの再会でした。「学んだことを」3人で実践に移し「とても幸せな人生を歩んでいます」との報告を受けました。次回は「3人そろってまいります」とのこと。今から楽しみです。未花ちゃんもこのアカデミーの受講生でしたから、一緒に写真に納まりました。


哲範さんが自生のユキモチソウを発見

私は別のところで2つ見つけ

妻は4つ見つけています
今週は、哲範さんが自生のユキモチソウを(私だけでなく妻も見過ごしていたところで)発見しています。私は別のところで2つ見つけており、妻はこの2つを含め、4つ見つけています。かつて植栽したユキモチソウですが、絶えて久しい今頃に(小鳥が種を運んだのでしょうか)庭の随所で3度咲きはじめました。幾年か前にも咲いたことがありました。


6月1日から内容を刷新
名刺代わりに妻はアイトワの道案内用の絵葉書をよく用いますが、6月1日から内容を刷新することにしました。定休日や営業時間はそのままですが、年末年始や夏と冬の休みなどを変更します。地図は、岡部さんと妻におだてられ、私の手描きを用いてもらいます。

アイトワの道案内用の絵葉書

地図は、私の手描き


ハナザンショを摘んでいます
未花ちゃん一家は4週間目に入りました。過日、「家族がやっているお店ですか」と質問されたそうです。そう見られた5人で、このたびハナザンショ摘みを始めましたが、私は足元の野草に目がとまってしまい、除草係りに転身。結局妻は、残る3人分よりも多いハナザンショを摘んでいます。


アイガメ(藍甕)は、平鉢の台

3つの鉢に、リップルグリーンとゴーヤ、ブライダルベール、そしてフェデラを植え付け
先週末にカフェテラスに持ち込んだアイガメ(藍甕)は、平鉢の台として活かすことにしました。火曜日にHCで中型の平鉢を新たに6つ買い求め、その1つにオリヅルランを植え付けたところで日没。翌日、3つの鉢に、リップルグリーンとゴーヤの組み合わせ、ブライダルベール、そしてフェデラを植え付け、その後2つに、ナスタチウムとルコウソウの種をまいています。


金魚鉢の掃除

掃除前

掃除後
週末は、5つの仕事に関わりました。明範クンと6つの金魚鉢の掃除。明範クンの花壇作りのための石の手当て。明範クンが花壇を作っている間にハッピーの越境防止柵の延長。第2次キュウリのマルチング。そして、チュウゴクホウセンカやオクラなどの種まきです。この日の夕刻、妻はいただきもののシャガを未花ちゃんといっしょに植え付けていました。

掃除後

ハッピーの越境防止柵の延長

人形教室の生徒さんのおかげで、4日連続してこの場所まで昼食の出前にあずかりました。実は(週始めのニュー麺の後、週末のとろろそばまでの間の)ウイークデー5日続けて、一度も麺類(うどんやラーメンなど)と縁がなかったのは、人生初(記憶する限り)のはずです。月曜日は岡部さんとの打ち合わせが長引き、急遽手造りサンドイッチでした。