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アイトワ循環図

 2度としないと認知症 15/02/01

 満開のロウバイが良い香りを一帯に漂わせています。ツバキが咲き始め、小鳥が蜜を吸いに来ます。畝づくりをすると、2〜3の小鳥が近寄ってきます。掘り出されるミミズが狙いでしょう。

 寒い週初めでしたが、春の訪れを実感しました。先週末、妻に「オオイヌノフグリが咲いた」と伝えたところ、妻は10種以上の花を見つけてカメラに収め、週初めのルーチンワークに間に合わせてくれました。ホトケノザやヒメオドリコソウも咲き始めていたのです。今や妻の方が庭の花については詳しいので、HPの「今週の花」は妻に探して撮ってもらっています。

 「今日は、懸案のこまごました作業を片づけよう」と目論み、厚着をして庭に出ました。しかし、すぐに順番を変更。身体を温めたくなったのです。そこで、サルに襲われたキャベツの跡を仕立て直し、その時に、この畝の肥えた土を一輪車に2杯分削り取り、その一杯でニラの畝に客土。ニラが新芽を出し始めていたのです。この作業の最中に汗が出始め、上着を次々と脱ぎ、とても体を冷やす作業・大賀ハスの施肥に手を付けています。今週もよい滑り出しでした。

 月曜の昼前から火曜の昼にかけて、雨。2日共にほぼ書斎で過ごしました。しかしこの間に2つの医院(2カ月に1度の定期検診と初訪問の整体医)を訪れており、当分「この2つの医院の世話になるか」と考えています。それは、通院時の読書で(著者の夫が訪れた)長寿地域の様子を知ったことも影響しています。庭仕事も、少しですができました。雨が降り出す前は、前日一輪車に積んだ残る1杯分の土を、「濡らすまい」と室の屋根下へ避難。雨になってから、野小屋のホウキグサで箒作り。翌日は雨が「やまない」とみてとり、ワークルームで靴屋と大工の真似ごとです。

 水曜日は好天。「待っていました」とばかりに寒肥やりに取り組みました。ブルーベリーやレモンなどこの数年内に植えた若木と、ニラなど休眠中の宿根野菜が対象です。体が温まったところで除草。最後は大型リュウノヒゲ(妻が邪魔と言う)の移植。この間に、午前のオヤツは寒風が吹く10時半に熱いココアを庭に運んでもらい、昼は鍋焼きうどんで、体を温めています。

 3時に庭仕事を切りあげ、PCに立ち向かいながら枯露柿をチビチビと味わい、4時と6時の2人の来客に備えました。その後7時半に、2度目の整体医を訪ねています。その関係もあって、朝一番に老体に鞭打ち、寒肥やりに取り組んだわけです。重いバケツを両の手にぶら下げ、庭を歩き回りますが、こぼすわけにはいかないので、バランスを崩し良くなった老体がうとましい。

 木曜日は5時前に、足のこむら返りで目覚め、朝焼けまでメールと週記に取り組みました。その後、思うところがあって、朝食用の野菜採りを買って出ました。温室ではさまざまな植木鉢でアイトワ菜が勝手に育ちますが、抜き取りたくなっていたのです。結局この日は、庭仕事に終日当たっています。鉈仕事を手始めに、土仕事、枯れたヤマブキ透かし、最後はクボガキの剪定でした。問題は夜で、妻が痙攣を起こし、食べたものを戻すという珍事が生じ、妻は寝込みました。私はTV録画で南米パタゴニアの極寒を裸で過ごしたヤーカン族に触れています。

 金曜日は終日雨。ヨカッタと思っています。夕刻の来客まで書斎にこもり、骨休め。夜は妻に深夜まで付き合わせ、前日のおでんの残りで寝酒。そして、前日のクボガキの剪定のようなことは2度としない、と心ひそかに反省。翌朝は3度寝をして、吾ながらビックリ。かくして網田さんと舞鶴さんを(異なる案件で)迎える週末を迎えました。小雪がちらつく不安定な1日でした。

 網田さんのおかげで、この日は、人生のエポックになるかもしれません。PCは後藤さんに無理やり持たされましたが、網田さんに連れられケイタイをスマホに切り替えに出かけました。今週は、やがてわが国は認知症大国になるとの予測を知ったこともあり、心を引き締めています。
 


シュウメイギクの種
5年ほど前から、後藤さんの勧めで「今週の花」を始めたが、紅葉のあとは、実や種、雪やコケを花に見立てるなど苦労してきた。先週はついに「3週続きで飛ばそう」とあきらめかけていたが、妻に「オオイヌノフグリが咲き始めた」と言ったのがよかった。私は「もうすぐ(花探しに)苦労せずにすむ」と伝えたつもりだが、妻は「野草の開花期に入った」と聞いたようだ。庭を駆け巡り、10種以上の生花を見つけ、このシュウメイギクの種を使うまでもなかった。


ニラの畝に客土
ニラの畝の角に大き目の石を配した
キャベツを育てていた畝(この庭は北西から南東に向かって下る傾斜地で、この畝は低地部分にある)の土を削り取って(畝の背丈を低くして)大雨時の排水をさらに円滑にすると同時に、その土でニラの畝に客土。ついでに、ニラの畝の角に大き目の石を配した。この石の設置(畝に踏み込まないようにする)は、この日のこまごました作業の1つにあげていた。


特殊な施肥法

肥料団子
カフェテラスにある大賀ハスの大水鉢では、2年前から特殊な施肥法を採用している。冷たい水に手を突っ込む作業だが、私の赤くなった手を妻はタオルでぬぐいながら、花連(夏休みに逗留予定)の課題を1つ思いついた。この「肥料団子」作りだ。この日は他に、母屋の踏み石の傷隠し、大型リュウノヒゲの掘り出し(移植は2日後に実施)にも当たっている。これらもこの日予定していたこまごました作業。妻のこの日のこまごました作業の1つは、わが家で異様に大きなカブラが1つそだったので、初めて千枚漬けに挑戦。美味。

大型リュウノヒゲの掘り出し

初めて千枚漬け


大きく育っており

ツボサンゴのほうでは茂って

小さな鉢に17本も生えていた
わが家の土には(目には見えないバクテリヤだけでなく)野草やアイトワ菜の種まで混じっている。だから、温室では越冬中の鉢でアイトワ菜がよく芽吹く。この日は、トウテイランの鉢に出た1本は大きく育っており、ツボサンゴのほうでは茂っており朝食に供した。抜き取りたくなっていたのです。なんとツボサンゴのほうは、小さな鉢に17本も生えていた。妻は「それぞれ味も違っていてオイシイ」と喜んでいた。


室の屋根下の地ならし

庭の周回路の大雨時対策

一輪車1杯分の土の天日干し
この日の土仕事は、次の3つ。室の屋根下(急に雨が降り出した時の一輪車の避難場所)の地ならし。ここで出た土で庭の周回路の大雨時対策。そして、キャベツの畝で削り取った一輪車1杯分の土の天日干し(乾かせて鉢植えの用土にする予定)。


剪定前

剪定後

やり遂げた
クボガキの剪定は、とても無謀なやり方であった。不都合な風が一吹きすだけで、逃げ場のないやり方だった。でも最短時間で最多の枝がさばけるやり方であったから、やり遂げた。おかげで、もう2度とやるまい、と決心する印象深い反省材料になった。


アリエさんの野菜

「どこいっ太郎」「コイン入れ」
嬉しい贈物にも恵まれた。伸幸さんの枯露柿に始まり、週末のアリエさんの野菜。その間の「どこいっ太郎」は屋内捜査騒動を減らしそう。「コイン入れ」は、加齢で指先が不器用にもなった私には(コインをこぼしにくく)便利そう。いずれも、印象深く頂戴した。