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●アイトワのホームページ
●アイトワ循環図 |
生態文明、状況判断、そして「遊」 17/12/24
なんとこの1週間は、それぞれ私にはビッグな日々になりました。先の3日は予定した来客のおかげで、予定がなかったそれ以降は、いわば自家発電か、心にしみる出来事で、と充実したのです。
切れ目のない3つの予定があった日曜日をビッグにしたのは3人の仏教大生です。10時までは津の吉の来訪。ルーチンは16時以降にずらしてもらい、学生を迎えました。男子学生はやや危険な仕事も任せられるベテランで、1人が女性であったことも幸いしました。「冬の仕事」と「年末行事の一環」を組み合わせ、「生態文明」時代の旗手として目覚めるキッカケに、と工夫しました。
月曜日は瞳さんのおかげです。過日ご主人と、アイトワの竹を採りに来てもらいましたが、その竹で編んだ4つの籠を持参。「欲しいのを」と言ってもらえ、選びかねていると「全部でもいいですよ」となったのです。その後、妻の人形教室の仲間も交えた5人で昼食。賑わったこと。この日は朝の内にワークル−ムの屋根に落ちた葉掃除。昼食後はトイレ用雨水タンク廻りを掃除。屋根から落とした落ち葉は、撤収日だった渡辺さんに腐葉土小屋に積んでもらい、自然循環型生活の一端に触れてもらいました。
火曜日は、まず後期高齢者検診で苦笑と安堵。午後は、『線量計が鳴る』京都公演の呼びかけ人だった今関、藤井両先生を迎え、「滋賀公演が実現しそう」と聞かされたのです。初来訪の藤井先生を庭に案内。随所で落ち葉掃除が求められていました。今年最後のアイトワ塾があった夜は、一足早く後藤さんを迎え、この日届いた足湯器を見てもらい、年賀状の宛先印刷を済ませました。塾は、野口さんのリードで、「清潔」と「照明」をテーマにしながら、関心はおのずと未来社会へと向かいました、その後、幹事の舞鶴さんからアイトワ塾の今後の相談があり、私は「中締め」の時との思いを述べました。
来客予定がなかった水曜日は、こまごました庭仕事に(前日、パスしたおかげか)当たる気分になりました。「室」の戸などの防腐塗装。屋外特殊水道栓と3種の野菜の防寒作業。前年度の腐葉土を初めて取り出してカボチャのコーナーへの運び込み、など。夜は、朗読劇『線量計が鳴る』の決算報告のカバレターづくりにも当たりました。この日から、足湯を、霜焼けに弱い妻も始めました。
木曜日は、「大きな期待を込めた小さな一書作り」の打ち合わせでした。中国人向けの『アイトワ12節』を作ります。その前後は、もっぱらミニ土木作業に熱中し、石工も演じています。それはスロープ階段を防草舗装する工事ですが、本格的な霜が降り出したので凍結を心配。3つのパーツに分けて、その一区切りの舗装を済ませることにしたのです。この日、油断したヒヨの死を想像しました。
翌日から週末にかけて、ミニ土木工事を主に庭仕事に没頭です。なにせ廃石(2トンダンプ一杯分1万3千円)と、畑から出た石ころを活かした道ですから、状況判断の連続です。つい夢中になり、腰痛の警戒警報に気付くと、すかさず腰を伸ばす作業を挟みました。おかげで、腰痛をぶり返さずに済んだだけでなく、お茶を運んできた妻には「芸術的ね」と褒められたのです。「これぞまさに遊」と自己満足。この間の金曜日は、午前中は四国からのビッグな電話と、午後はとびきり嬉しい来店客に恵まれたのです。土曜日は、網田さんの車で舞鶴さんが来訪。急遽塾生を招集し、中締めを決めたと報告がありました。ちょっと寂しいけれど、『線量計が鳴る』の成功を有終の美に出来たように思います。
出張報告その2
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ウドの白化作業 |
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ツワブキの花殻の刈り取り |
3人の仏教大生はウオーミングアップとして(2人の男子は)「ウドの白化作業」に、(女子には)ツワブキの花殻(種を落させないタイミング)の刈り取りに当たってもらった。次いで、男子はやや危険な脚立に登り、エゴとヒメモクレンを切り戻す剪定作業。女子は竹の入り口の屋根掃除。その上で、参加者の1人が女性であったことを幸いに、ヒメモクレンの一枝を活かしてもらい、男子学生には剪定クズの先をとがらせてもらい、3人に正月を迎える仕事の1つを片づけてもらった。そのうえで、アイトワのココロの一端を語った。最後は、不要なところに生えた竹(切り取る適時に入った)を切り取って、枝払い。恒例の焼き芋は、プロが焼いた徳島の2種を賞味。 |
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エゴとヒメモクレンを切り戻す剪定作業 |
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女子は竹の入り口の屋根掃除 |
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剪定クズの先をとがらせてもらい |
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正月を迎える仕事の1つを片づけてもらった |
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竹を切り取って |
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枝払い |
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竹細工製品 |
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5人で昼食をとった |
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薪ストーブを囲んで賑わった |
「全部でもいいですよ」との瞳さんに甘えた竹細工製品。その後で、妻の人形教室の仲間も交えた5人で昼食をとった。翌日のメールで、あらたに私が所望した竹細工製品を早速編み上げたと、知らせてもらった。午後にお迎えしたお2人も滋賀の方々で、この3人はいずれも『線量計が鳴る』京都公演の呼びかけ人になった頂いた方々。それだけに今関、藤井両先生を迎えた一時は、薪ストーブを囲んで賑わったこと。しかも、お二人の手土産にそれぞれ私は唸り声をあげた。 |
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天窓を塞いでいた |
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これを掃除し |
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トイレ用雨水タンク廻り |
ワークル−ムの屋根に落ちた葉は完全に天窓を塞いでいた。これを掃除し、落ち葉だらけのトイレ用雨水タンク廻りの整備にも手を付け、落ち葉を掃除し、その落ち葉を私が分別(杉の枝や葉を取り除き)。帰り支度を済ませた渡辺さんに落ち葉を運んでもらい、腐葉土小屋の意義と仕掛けを説明し、自然然循環型生活の一端に触れてもらった。 |
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落ち葉 |
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その落ち葉を私が分別 |
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足湯器 |
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手袋は今年流行の人工毛皮 |
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福来(フクレ)ミカンを活かしたハンドクリーム |
足湯器は、届いた日は深夜になったので私だけが試用。翌日から、妻も使い始めた。当週は有難い頂き物にも恵まれた。そろいの手袋は今年流行の人工毛皮で、「これか!」と実感。もう1つは福来(フクレ)ミカンを活かしたハンドクリーム。妻は「香りもよい」と気に入り、ポケットに常備し始め、「馬油」や「マンキンタン」に代えた。 |
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「室」の戸などの防腐塗装 |
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屋外特殊水道栓 |
「室」の戸などの防腐塗装。屋外特殊水道栓だけでなく水道管も凍結対策。3種の野菜(苗から育てているダイコン)は客土ともみ殻で、スナップエンドウとジャガイモはカンナクズを活かした)防寒作業。あるいは前年度の腐葉土を初めて取り出し始めた。 |
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3種の野菜(苗から育てているダイコン) |
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スナップエンドウ |
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前年度の腐葉土を初めて取り出し始めた |
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スロープ階段の防草舗装工事は思ったより難工事だった |
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工事前 |
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防寒対策 |
スロープ階段の防草舗装工事は思ったより難工事だった。そこで、まず佛教大生に手を付けてもらった部分だけ舗装する細工を施し●、舗装。夜の冷え込み(凍結)に備えて防寒対策。妻が「芸術的ね」と見た(?)訳は(おそらく)2つ。まず、余計な小石も配置し、廃材の欠陥をごまかした。次いで、工事を3期に分けるために、その両端にケジメを付けた細工だろう。ヒヨの死を知った。 |
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余計な小石も配置 |
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両端にケジメを付けた細工 |
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ヒヨの死を知った |
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とびきり嬉しい来店客 |
「お会いになりませんか」と妻に誘われ、とびきり嬉しい来店客。アイトワの喫茶店はこの人の来店から始まったようなものだ。過日、「ある記念日のために」と写真家をともなって来店。その時の写真持参で再来。「明日は、入籍した記念日です」と伺った。それぞれの写真を見て、貴重な時の流れと大事な人生のありようを噛みしめた。松岡満さんと写真家の柏岡布由さんに深謝。 |
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